樹幹シリーズは、伊勢神宮域にある自然木(巨木)をイメージしてベニヤ板を湾曲させ、接着剤を混合した石膏を塗布して盛り上げた下地に自然の生成の証跡である樹皮の作る線を彫り込み、油彩で木の皮を表現したものです。
樹木そのもののリアリティを目と肌で感じ取り、自然の刻んだ樹皮の姿かたちを媒介にして、樹皮の持つ生命の神秘性を画いたものです。
略 歴
1948  伊勢市に生まれる。
1970  今村幸生氏に師事
1975-6 2年間セザンヌの模写に取り組む。片岡伸介氏に師事。
    リアリズムを研究する。(1983年まで一切の発表活動を中止する)
1982  樹幹の制作が始まる。
1985  三重県立美術館での橋本平八と円空展で芸術の神髄に触れ、
    自らの制作精神に確信を持つ。
個  展  数回(伊勢・東京・名古屋など)
グループ展 各地で多数
Tomiyasu Seko
「樹幹」2001年 180×90×20cm
「樹幹」2000年 油彩 214×153×35cm